広島県国保連合会の紹介

国保連合会の概要

理事長あいさつ

広島県国民健康保険団体連合会 理事長 入山 欣郎

広島県国民健康保険団体連合会
理事長 入山 欣郎

我が国の医療保険制度は,国民皆保険制度のもと,誰もが安心して医療を受けることができる医療体制を実現し,世界最高レベルの平均寿命と保健医療水準を達成して参りましたが,少子化・長寿化の進展や医療の高度化に伴う医療費の増加等により,医療保険財政とその運営は年々厳しさを増しております。

こうした中,国においては,審査支払機能の整合的かつ効率的な在り方の実現に向け,「審査支払機能に関する改革工程表(以下「改革工程表」という。)」に基づき,国保中央会及び支払基金と連携し,審査基準等の統一やシステムの共同開発・共同利用などの取組が進められています。

また,令和5年6月に「医療DXの推進に関する工程表」を策定し,『マイナンバーカードと健康保険証の一体化』や『電子カルテ・電子処方箋等の普及・標準化』,『介護保険,予防接種,母子保健,公費負担医療や地方単独の医療費助成などにかかるマイナンバーカードを利用した情報連携の実現』,『診断書等の自治体への電子提出の実現』などの取組が進められています。

このような状況を踏まえ,本会といたしましては,引き続き,審査支払業務を適正・確実に実施しつつ,改革工程表に基づき,全国の国保連合会及び国保中央会と連携して,審査基準等の統一に向けて取り組むとともに,支払基金との審査支払システムの共同開発・共同利用の開始に向けて,的確に対応して参ります。

また,こうした対応とともに,令和5年2月に策定した中期経営計画(第3次)に掲げる「医療費等の適正化の推進」,「保険者等支援の強化」,「システムの更改・クラウド化への対応」,「組織基盤の強化」の4つの重点項目の実現に向け,積極的に各種事業に取り組んで参ります。

今後とも,情勢の変化に的確に対応するとともに,保険者の共同体として,良質な保険者サービスの提供に努めて参りますので,皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年6月

ページの上部へ