コッピーの健康ライフ
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コッピーと一緒にあなたの“健康度”をチェックしてみよう!
ウォーキングの前には必ずウォーミングアップをして、けがなどのアクシデントを予防しましょう。それでも夜道で転倒してしまうなどアクシデントに見舞われたときは、速やかに応急処置をしましょう。
ウォーキングは1人より数人で行動する方が安全です。万が一、同伴者がけがをしたり気分が悪くなったりした場合は、早めに処置をすることで、大事を防ぐことができます。
倒れた場合
すぐに安全なところへ移動させ、横にしてあげましょう。
足をくじいた場合
靴や靴下を脱がせて楽な姿勢にしてあげましょう。
腰痛や腹痛の場合
座って休ませてあげましょう。
●脈拍のチェック
同伴者が倒れた場合は脈拍、体温、血圧などのバイタルサイン(生体兆候)をチェックすることで、状態を知ることができます。バイタルサインの中で最も手軽にチェックできるのが脈拍です。一般成人の脈拍数の目安は、1分間に、男性が65~75回、女性が70~80回です。
ウォーキングの際に持ち歩いておくと安心です。
いろいろなサイズがあると便利
止血や患部の固定に役立つ
飲み水のほか、けがの際に汚れた患部を洗い流せる
こむらがえり
こむらがえりとは、筋肉が収縮してけいれんを起こしている状態。筋肉疲労、冷え性などによる血液循環の悪化、水分不足などによる脱水状態などが原因で起こると考えられています。打撲や筋肉痛とは違うので、コールドスプレーなどで冷やすのは逆効果です。
【応急処置】
- 安全な場所へ移動し、ひざを伸ばして座る。
- サポーターなど足を締め付けているものは外す。
- しばらく休み、けいれんが治まったら、ふくらはぎなどを軽くマッサージして血行をよくする。
【予防法】
軽めでよいので、ウォーキングの前にウォーミングアップをしましょう。ウォーキングの後のクールダウンもしっかりと。筋肉を疲労させないことが大切です。
切り傷
比較的発生率が高い切り傷。特に夜道では周囲に危険なものがあっても気づかずに転倒してしまうことも少なくありません。また注意力が散漫になっているときも転びやすいので要注意。
【応急処置】
- 安全な場所へ移動し、傷口を水などできれいに洗う。
- 傷口を心臓より高く上げ、出血を抑えるなどして、傷口への血流を止める。
- 出血が止まったら、ハンカチなどを当てて患部を固定する。
【予防法】
夜道では特に足もとに気をつけましょう。ウォーキングの前にストレッチで筋肉や関節を伸ばしておくのも効果的です。
捻挫・骨折
平たんな道でも、ぼんやりと歩いていると足をくじくことも。一口で足をくじいたといっても、脱臼、捻挫、骨折など、症状はいろいろ。いずれも応急処置後に病院などで治療を受けましょう。
【応急処置】
- ハンカチやタオルで患部を固定する。
- 横になり足を心臓より高い位置にして患部の腫れを防ぐ。
- 腫れがひどくなる場合は、患部をハンカチやタオルで圧迫した上で冷やす。
【予防法】
ウォーキングの前にストレッチなどウォーミングアップをしておくのが効果的。関節や腱をしっかり伸ばしておきましょう。
ウォーキングの後はしっかり疲れを取って
歩いた後はマッサージで疲れをほぐしましょう。ポイントは、心臓から遠い方から近い方へ向かって行うこと。血行やリンパの流れが促進されます。
両手の母指で足底を少しずつ押す。かかとは疲れがたまりやすい場所。
アキレス腱を指で優しくつまむようにほぐす。
全体を両手のひらで軽くさすってから、筋肉をこねるように揉む。
ウォーキングは一般的にからだによい運動とされていますが、一方で大量の酸素を全身に送るために心臓の負担も高まります。日ごろから体調を気遣いながら取り組みましょう。
ウォーキングに適さない病気
- 急性心筋梗塞
- 不安定狭心症
- 未治療不整脈
- 心不全
- 解離性大動脈瘤
- 医師から運動を止められている場合
ウォーキングを中止したほうがよい症状
- 胸の痛み
動悸、胸をしめつける痛み、違和感がある場合 - 血圧の異常な上昇、低下
- 収縮期血圧が20mmHg以上の低下
- 収縮期血圧が260mmHg以上
- 拡張期血圧115mmHg以上など異状血圧時
- めまい、吐き気、顔面蒼白
唇や指先が紫色に変色した時 - 激しい疲労
吐き気を伴うようなだるさなど
自分の健康状態を把握しておこう!
健康を維持するために、普段の脈拍や血圧の数値は知っておくと安心。脈に指で触れる習慣をつけ、家庭用の血圧計などで血圧もチェックしておきましょう。